上手な優先順位の決め方
どのような職種であっても、仕事に的確な優先順位をつけて進めていくことは、業務を円滑に進められるという大きなメリットがあります。しかし、新入社員やその仕事に不慣れな人の場合には、的確な優先順位の付け方がわからず、何から取り掛かっていいのかわからないという人が多いものです。そのような場合に最適な優先順位をみつける最も簡単な方法は、上司や先輩に意見をもらったり指導を仰いだりする方法です。当然、これまでの業務経験で得た知識を持ち合わせているはずですから、スムーズに仕事を進められる順番を知るためには最も頼るべき人達だと考えられます。相手がアドバイスしやすい状況の中で、できるだけ具体的に自分のわからないところを話し、上司や先輩からの最適なアドバイスを得られるはずです。
しかし、実際の業務の中ではそのような先輩や上司がいない、またはアドバイスや意見を聞けるような状況にないという場合も起こりえます。そのような場合には、業務の優先順位は自分で決めていくしかありません。ポイントは緊急度と重要度という考え方です。その業務がいつまでにしなければいけないことなのか、そしてどれほど重要なことなのかをよく考えて取り組む順番を決めれば、仕事の進め方として大きく間違える可能性は少ないのです。また、慣れないうちはこなすべき業務のチェックリストを作って優先順位を考えながら仕事を進めていくのも業務上のミスをなくすひとつの方法です。